2019-05-16 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
自己資本不足に陥ったところにあの頃資本注入をやっていれば、その後の危機は回避できたと思います。 平成七年に住専問題が起きた。あれはお金の入れ方を間違えたんですね。本来銀行に入れるべきお金を住専に入れちゃった。だから、国民の大変な反発を買った。 平成九年、忘れもしない、十一月三日だったと記憶しておりますが、三洋証券が、お休み、祝日にもかかわらず、裁判所に放り込まれるんですね。
自己資本不足に陥ったところにあの頃資本注入をやっていれば、その後の危機は回避できたと思います。 平成七年に住専問題が起きた。あれはお金の入れ方を間違えたんですね。本来銀行に入れるべきお金を住専に入れちゃった。だから、国民の大変な反発を買った。 平成九年、忘れもしない、十一月三日だったと記憶しておりますが、三洋証券が、お休み、祝日にもかかわらず、裁判所に放り込まれるんですね。
つまり、健全性、健全性と言われ、過度な引当金を積んだ結果、自己資本不足に陥ってなかなか融資ができないと。これ、六千億の利益が出ているということは、単純に申し上げれば七兆五千億の貸出しができるということですね。こういう金融行政をやられてきているわけですよ。それから、足利銀行で申し上げれば、九百億の利益が出たということは、実を言うと過少資本になっていなかったのかもしれないわけです。
そのために自己資本不足に陥って、つぶれなくてもよかった恐らく足利銀行まで破綻に追いやられていったという経緯もありますし、たしか東京三菱銀行は不良債権の直接償却をやった初年度、六千億ぐらいの利益が出たと。これは明らかに過剰引き当てであって、そういうことを解決していかないと、銀行に余力がない余力がないと言っていますが、実態と僕は相当懸け離れていたんではないのかなと、そう思います。
政策的な意義を有する危機対応を行った結果、金融庁から自己資本不足を指摘されるなど厳しい監督処分を受けるということは、商工中金等が積極的に危機対応に取り組むことはできません。危機対応については、金融監督行政においても十分な配慮がなされ、柔軟な対応が可能になるよう、よろしくお願いをいたします。
これは当時、不良債権問題が深刻化している中、銀行自身による市場での資本調達が困難となっていた状況下で銀行の自己資本不足の是正が緊急の課題となっていたためでございます。これにより、銀行の自己資本不足を解消し金融システムの安定化を図ってまいったところでございます。
○佐藤政府参考人 先ほど申し上げました、平成十年の三月、平成十一年の三月に行われた資本注入というものを念頭に置いてまずお答えさせていただきますと、これらの自己資本不足の是正ということを通じまして、一つには、当時問題となっておりました、短期金融市場におけるいわゆるジャパン・プレミアム、これが鎮静化したといったこと、不良債権処理が促進をされたといったこと、それから、今御指摘もございました、金融機関の貸し
こういう環境のもとで、銀行の自己資本不足の是正が緊急の課題となっていたということでございまして、これを是正するために、公的資金による銀行への資本注入が行われたということでございます。これによりまして、銀行の自己資本不足が解消され、いわば金融システムの安定を回復させる、こういうことが一番大きな目的だったというふうに思います。
そしてもう一つ、引当金が足りないからといってどんどん引当金を積まされて、その結果どうなったかというと、銀行の自己資本不足が叫ばれ、そして実際直接償却が終わってみたら多額の引当金が余ったと。
なぜ銀行の融資が減っていくのかというと、景気が悪いからだとか、それから需要がないという話になっていますが、僕は、決してそうではなくて、自己資本規制でかなりがちがちに手足を縛られたと、そしてもう一つは、過剰な引き当てを積まされるから結果的には自己資本不足に陥るといった、そういったことがあるから金融機関が思い切った融資行動ができなかったんじゃないだろうか。
新聞記事では、二年前の二〇〇一年の九月の中間決算ではもう旧大和銀行が自己資本不足になっていたと、それは金融庁はもう把握していたと、だけれども、あさひとの統合がちょうど発表されて早期是正措置も見送りされたみたいな、そういう新聞記事読んだわけでありますけれども、そんなことを前提にすると、当然そういうような、行き着く先は今回のことがあったのかなというふうに思うわけでありますが、この辺、いかがでございましょうか
この上、りそな銀行への約二兆円の公的資金注入に見られるように、竹中プランでわざわざ銀行を自己資本不足に追い込み、すかさず公的資金を注入する、こんなやり方では、この先幾ら公的資金が使われるか分かったものではありません。 さらに、銀行保有株の買取機構、産業再生機構、生命保険契約者保護機構への公的資金の投入の仕組みもつくられました。
○大門実紀史君 そうすると、あれですか、仮に今回、自己資本不足ということの結果出なくても、やはりりそなは難しかったわけですか。
になってからの二年間で不良債権増やして、それでこの半年は頑張りましたとおっしゃりますけれども、全体として自分たちのときに増やして、時代に増やして、それで自分たちで減らしているというイタチごっこをなさっているだけで、本当、基本的な方向が間違っているということを再三指摘してきたわけですけれども、その中で、今度はりそなに公的資金が入れるということですが、こういうやり方をやってきますと、また公的資金を、自己資本不足
そうすると、竹中大臣はこの委員会でも、判断は監査法人がやったと、金融庁はその結果を受けて公的資金の判断をしただけだと、ですから判断のところには全く加わっていないと、だという言い方を今されておりますけれども、今後これから、昨日も決算出ましたけれども、幾つまた自己資本不足というのがないとは言えないような状況ですが、そういうときに同じように金融庁が、監査法人が出した結果で、その後の対応をやっているだけだということには
そこで、実際、危機対応会議の記者会見でも、自己資本不足の銀行がほかにあるとは承知していないとお答えになっていたようですけれども、それは承知するまでは承知していないわけですから。
○塩川国務大臣 私は、竹中大臣から連絡を受けましたときに、まず第一に、りそなだけで終わるのかということを聞きまして、りそなだけの問題なんだ、これは、個別に見た場合には自己資本不足だからこれを注入するだけのことであって、経営的にはそんなに不遜なところがないという報告を受けまして、要するに一つの資本対策で強化したんだと思っております。
○福島啓史郎君 与党の金融政策プロジェクトチームの取りまとめの中にもありますけれども、先ほど言いましたように、不良債権問題をプッシュとプルでもって解決していく、そうしますと、当然、資本不足、自己資本不足に陥る金融機関も出るわけでございます。したがって、平時におきまして公的資金の資本注入を可能にする枠組みを作るべきだというふうに考えるわけでございますが、金融庁の見解はいかがですか。
○中塚委員 では、最後に一つお伺いして終わりますが、去年の柳澤担当大臣は、特別検査の結果、自己資本不足に陥る銀行もないし、資本注入の必要もないというふうに言っておられたんだけれども、竹中大臣は、ことしの特別検査の結果を反映して、そういったことになる可能性はあるというふうにお考えですか。
最近のメガバンクが、自己資本不足だということを指摘されて、もうなりふり構わずいろんなことをやっているんですよね。
不良債権処理の名によって企業つぶしを進めれば、銀行の自己資本不足が発生するため、こういう事態が起こることは明らかなことではありませんか。答弁を求めます。 総理、あなたは不良債権処理の加速策への我々の批判に、では不良債権処理はしなくていいのかなどと繰り返し、反論したつもりになっています。しかし、あなたは不良債権をいささかも減らせず、逆に増やし続けてきたではありませんか。